エジプト代表のモハメド・サラー【写真:ロイター】

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前半45分にピッチに座り込む

 エジプト代表FWモハメド・サラーは、現地時間1月18日にアフリカ・ネーションズカップのグループリーグ第2戦ガーナとの一戦で先発したが負傷交代に。

 ゲームも2-2とドローで終えたなか、エジプトと所属先クラブのリバプール側にも不安が募っている。

 グループBのエジプトは、初戦モザンビーク戦を2-2で引き分けた。終盤に得たPKをサラーが決めるなど、エースの存在は大きい。迎えた18日のガーナ戦でもスタメン出場したサラーだったが、前半45分に足を痛めピッチに座り込む。その後同アディショナルタイムに交代を余儀なくされた。

 米スポーツ専門局「ESPN」は「サラーがハムストリングの負傷の疑いで途中交代」と報じ「走り込もうとして足を引きずり、芝生の上に座り込んで治療を待った後、交代となった」と状況を伝えている。

 一方で「エジプトとレッズ(リバプール)のファンにとって励みになったのは、31歳のキャプテンは若干の違和感があったとはいえ、介助されることなくピッチから歩き去ることができたことだ」とポジティブな面も報じた。

 またプレミアリーグ公式X(旧ツイッター)では、サラーのピッチへ座り込む様子を公開しつつ「レッズ(リバプール)ファンが見たい光景ではない」と、負傷交代の事実を伝えている。今後の経過が心配されるなか、エジプトは初勝利を目指し22日にカーボベルデと対戦予定だ。(FOOTBALL ZONE編集部)