日本代表の冨安健洋【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

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アジア杯初戦はベンチ外だった冨安、第2戦に向けた改善点について言及

 日本代表は1月14日に行われたアジアカップ・グループリーグ第1戦でベトナムに4-2と勝利し、19日の第2戦イラク戦に向けて調整を行っている。

 負傷の影響で初戦はベンチ外となったDF冨安健洋は「プレッシングの強度が足りなかった」と初戦の課題を振り返っている。

 現在はフルメニューを消化し、イラク戦に向けて出場の期待が高まる冨安。現地で取材対応し、初戦のベトナム戦について「初戦は難しくなるのは分かってました。前回大会でも難しい戦いになった。細かいところはミーティングでも話せている」と明かす。

 一方、ベトナム戦で一時リードされるなど思わぬ苦戦を強いられた要因として「プレッシングの強度が足りなかった」と指摘。続けて「僕の中では、もしオーガナイズされてなかったとしても、そこの強度が高ければある程度のことは解決できると思っているし、それを今までやってきたチームなので、まずはうしろからプレッシングの強度のところを言う。あとはプレッシャーがハマっていない時の違和感をしっかりと感じて、その違和感がどこから始まっているかまで考えて、うしろから指示を出せればといいかなと思います」と語り、プレッシングが上手く機能しない時の対応までイメージを膨らませている。

 守備の柱として復帰が待たれるなか、冨安はイラク戦に向けて「(陣形を)コンパクトに保つこと。ボックス内にボールを入れちゃうと事故で入ったりもする。できる限り僕たちのゴールから遠ざけることが大事」と、守備のポイントを挙げていた。(FOOTBALL ZONE編集部)