ベスト16で日韓戦の可能性も?【写真:ロイター】

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日本は1月19日にイラク、韓国は20日にヨルダンと対戦

 カタールで開催されているアジアカップは、グループリーグ第2戦に突入。

 日本と韓国はともに白星スタートとなったが、第2戦の結果次第でベスト16での韓日戦の可能性に韓国紙が注目している。

 アジアカップのグループリーグ第1戦は、グループDの日本がフィリップ・トルシエ監督率いるベトナムに手を焼きながらもMF南野拓実が2ゴールを挙げるなど4-2で逆転勝利。グループEの韓国も、バーレーンに一度追い付かれながらMFイ・ガンインが2得点の活躍を見せて3-1と勝利した。

 日本は1月19日にイラク、韓国は20日にヨルダンと対戦するが、韓国紙「スポーツ朝鮮」は「優勝候補の韓国と日本がまさかの16強で対戦? “最悪のシナリオ”はある。イラク、ヨルダンとの第2戦が分水嶺」と見出しを打って取り上げている。

「韓国はヨルダン戦で勝利すれば、ベスト16入りが確定する。興味深い観戦ポイントがある。確率1%もなさそうだが、16強で優勝候補の韓国と日本が対戦する可能性だ。日本は初戦でベトナムを4-2で破り、第2戦はイラクと対戦。韓国の第2戦より1日早い開催だ。イラクは初戦でシン・テヨン監督が指揮するインドネシアに3-1で勝利した。グループDで日本にある程度名刺を差し出せるチームがイラクで、伏兵と言える存在だ。万が一、日本がイラクに敗れて波乱の犠牲になる場合、韓国と16強で対峙する最悪のシナリオと向き合うことになる。韓国がグループE1位で突破すれば、16強の相手はグループD2位だ。日本が波乱なく1位通過でベスト16入りすれば、決勝戦で韓国と対戦できる」

 記事では、「ベスト16での韓日戦は最悪のケースだが、決勝戦での韓日戦実現はアジアカップの最大の見どころになるだろう」と見立てていた。(FOOTBALL ZONE編集部)