中国メディアが日本対ベトナムを高評価【写真:ロイター】

写真拡大

12試合が実施されたアジアカップのグループリーグ第1節を中国総括

 カタールで開催されているアジアカップは、グループリーグ第1節が終了。

 24か国が6つの組に分かれて熱戦を繰り広げたなかで、中国メディアは12試合で合計37ゴールが生まれたここまでの戦いぶりを総括し、前半に5ゴールが生まれた日本対ベトナムの一戦を「アジアカップの名場面だった」と伝えている。

 12日に開幕した18回目のアジアカップには、24か国が参加。各国が6つの組に分かれてグループリーグを戦い、上位2チームと3位のうち成績上位4チームが決勝トーナメントに進出する。決勝は2月10日に行われ、過去最多の優勝回数を誇る日本は5度目の大会制覇を狙う。

 グループリーグは第1節が終了。中国メディア「網易」は「37ゴール、観客24万人! アジアカップ12試合で番狂わせゼロ」との見出しで総括し、「12試合を終えて合計37ゴールを記録し、1試合平均3.08ゴールを記録した。各試合で3つのゴールを目撃できるので、観客を飽きさせることはない」と見解を綴った。

 多くの得点が生まれているなかでも、「ベトナムでの日本の4対2の逆転は最も興奮し、特に前半の5ゴールの激突はアジアカップの名場面だった」と報じられ、前半だけで両チーム合わせて5得点が生まれた一戦を“好ゲーム”だったと指摘。またここまで延べ24万2000人の観衆が訪れで、1試合平均観客数が2万人になっていることも伝えた。

 記事では、優勝候補国が順当に白星スタートを切ったことにも言及。「番狂わせはゼロ」とし「アジアカップのシード6チーム(カタール、日本、イラン、韓国、オーストラリア、サウジアラビア)は、揃ってグループリーグ初戦で良いスタートを切った」と、波乱なき状況だと伝えている。(FOOTBALL ZONE編集部)