ご飯までヒタヒタ…寒さに濃いタレが染み渡る、吉野家「牛すき鍋膳」
寒くなると各牛丼チェーンで発売されはじめるのが“牛すき”メニュー。冬の風物詩と感じている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、牛すきをより手軽に楽しめる吉野家の「牛すき丼」をピックアップ。今年の吉野家の“牛すき”の味わいを確かめてみたいと思います。
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●「牛すき丼」(吉野家)
2023年で発売開始から10周年を迎える吉野家の「牛すき鍋膳」(773円/税込)。「うまい、やすい、ごゆっくり」をコンセプトに生まれた商品ですが、そんな「牛すき鍋膳」をより手軽にしたのが「牛すき丼」(632円/税込)です。
「牛すき丼」はすきやきの具材が豪快にご飯の上にのった、「牛すき鍋膳」が凝縮されたようなメニュー。すきやきの甘じょっぱい匂いが食べる前から食欲をそそります。
まずは特製すきやきのたれで煮込んだ大判の肉を、ご飯と一緒にぱくり。とたんに口の中にすきやき独特の甘じょっぱい味わいと肉の旨味が広がりました。たれは甘みが強く、お肉との相性もばっちり。
ちなみに吉野家の特製すきやきのたれは旨味の三大要素と言われる昆布(グルタミン酸)・かつお節(イノシン酸)・椎茸(グアニル酸)に加え、牛の旨味と風味が詰まった牛肉のエキスを追加しているそう。工夫を凝らして作られたからこその味わいだと思うと、このおいしさにも納得です。
豆腐が入っているのも食感のアクセント。なんとなくですが、豆腐が入っていることで“すきやき度”がアップするような気がしますね。大きめにカットされたねぎからは本来の風味がしっかり感じられ、口の中が少しさっぱりするのもGOOD。にんじん・ねぎといった野菜が思ったより多めに入っているので、肉だけでなくきちんと野菜も摂れますよ。
ご飯にまで特製すきやきのたれの味がしっかりと染み込んでおり、味つけは寒い冬にうれしいしっかり濃いめ。ただ本当に濃いので、「くどくなってしまいそう…」という人はサイドメニューで汁物や卵を付けるといいかもしれません。
ネット上でも「おいしいし牛すき鍋膳より安いからいつも牛すき丼」「味濃いめでボリュームも十分なので大満足! 今年の冬も何回も食べちゃいそう」と大人気の同商品。寒さに凍えそうなときは、吉野家の“牛すき丼”で温まってみてはいかがでしょうか。
※価格はライター購入時のテイクアウト価格です。