日本航空(JAL)とジャルパックは、退役するボーイング777-200ER型機のフェリーフライトに搭乗できるツアーの抽選販売を開始した。

12月12日に羽田空港を出発し、ロサンゼルスへ向かう3日間もしくは5日間のツアー。復路は定期便を利用する。登場前には機側撮影会を実施するほか、フェリーフライトではパイロットによる実況解説を行うほか、パイロットが考案したオリジナル航路で運航する。搭乗証明書や記念品もプレゼントする。

5日間のコースではロサンゼルス郊外のサザンカリフォルニア・ロジスティクス(ビクタービル)空港の敷地外近くで同機の低空飛行(ローパス)、モハベ空港では空港敷地内から飛行機を見学できる。ロサンゼルス市内観光や運航乗務員との懇親ディナーも含まれる。3日間のコースはロサンゼルスで1泊し、到着翌日に帰国する。

旅行代金は、往路ビジネスクラスと復路エコノミークラス利用が5日間849,000円から、往復エコノミークラス利用が3日間529,000円から、5日間699,000円から。燃油サーチャージ込み、諸税別。復路ビジネスクラス利用の設定はない。1名、2名利用でも2名席もしくは3名席1ブロックを用意する。

応募期間は1次募集が10月30日まで、2次募集が11月7日午後2時から9日まで。当選者にはメールで連絡する。

退役機のフェリーフライトに搭乗するツアーは、今年5月16日に初実施していた。