三笘薫がバルセロナの注目候補に! 来夏移籍の可能性も浮上か「ミトマはバルサから非常に好かれている」

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 バルセロナは、ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫に興味を抱いてるようだ。12日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 シャビ政権3年目となる今シーズン、バルセロナ復権への旅は新章に突入した。昨シーズンは、受け継がれる“バルサイズム”に指揮官の色を加えたスタイルで、4年ぶりとなるラ・リーガ優勝を達成。そして今夏には、DFイニゴ・マルティネス、MFオリオール・ロメウ、MFイルカイ・ギュンドアン、FWジョアン・フェリックスなどの新戦力を迎え入れるとともに、『ラ・マシア』からMFフェルミン・ロペスとFWラミン・ヤマルが頭角を現した。ここまでのラ・リーガで6勝3分の3位、チャンピオンズリーグ・グループHでは開幕連勝スタートを切っている。

 シーズン開幕から公式戦無敗が続くバルセロナだが、『ムンド・デポルティーボ』は手薄となっているポジションが複数あると指摘。特に、今夏に退団したMFセルヒオ・ブスケツが担っていた“舵取り役”のアンカーと、FWロベルト・レヴァンドフスキに対する依存度が高まっている“点取り屋”のセンターフォワードの補強は、優先事項であるようだ。

 さらに『ムンド・デポルティーボ』によると、左サイドを崩すスペシャリストが不足していることから、同ポジションも補強優先度は高いとのこと。実際に、バルセロナのテクニカルスタッフやスカウトは左ウィングを本職とする選手にも興味を抱いており、最も気に入っている選手のひとりが三笘薫という。同紙は「右利きのため、中への侵入と切り込んでのシュートも容易。この日本人選手の最も優れた点は、対峙した相手を素早く崩せること、両足でボールをコントロールでき、中にも縦にも仕掛けられることだ」としつつ、「ミトマは、バルサのスタッフから非常に好かれている」とバルセロナ側が同選手に魅力を感じていると報じている。

 三笘とブライトンの現行契約は2025年夏までで、今月上旬には長期契約締結で合意したことが取り沙汰されていたが、仮に来夏までに契約延長が実現しなかった場合は、バルセロナで同選手獲得の機運が高まる可能性も十分にありそうだ。