50年ぶりの悪夢…ホラー映画の金字塔『エクソシスト』続編、戦慄の本予告編公開
ホラー映画の金字塔『エクソシスト』(1973)の50年ぶりとなる続編映画『エクソシスト 信じる者』(12月1日全国公開)から、恐怖の全貌が垣間見える本予告編と本ポスタービジュアルが公開された。
今年8月に亡くなったウィリアム・フリードキン監督が手がけた『エクソシスト』は、12歳の少女に取り付いた悪魔と2人の神父の戦いを描いた作品。日本では、公開年である1974年の年間映画配給収入で1位を記録したほか、第46回米アカデミー賞では作品賞を含む10部門にノミネートされ、そのうち2部門(脚色賞&音響賞)を受賞するなど、映画史に残る傑作ホラーとして語り継がれている。
最新作では、二人の少女アンジェラとキャサリンに悪魔が憑依してしまう。彼らと対峙するのは、オリジナル版で想像を絶する恐怖を味わったクリス・マクニール(エレン・バースティン)だ。本予告編では、「前に会ったわね」とクリスが悪魔との望まない再会を果たし、命を懸けた壮絶な悪魔祓いの一端が映し出される。「信仰を失わせること」を狙いとする悪魔は、「一人が生き残り、一人が死ぬ…」と人間との最悪な駆け引きを始める。ラストのフラッシュカットは、彼女たちが経験するトラウマシーンを切り取ったもので、オリジナル版の戦慄のメインテーマも聞こえてくる。
監督・脚本は、リメイク版『ハロウィン』を手がけたデヴィッド・ゴードン・グリーンが担当。レスリー・オドム・Jr、アン・ダウド、ジェニファー・ネトルズらが主要キャストに名を連ねる。また、本作は第36回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門への出品が決定しており、10月28日に一般観客向けに最速上映される。(編集部・倉本拓弥)