PSVのエースを務めるルーク・デ・ヨング photo/Getty Images

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エールディヴィジ開幕から6戦全勝、それも20ゴール1失点と圧倒的な強さを見せている名門PSV。そのチームのエースを務めるのが33歳のFWルーク・デ・ヨングだ。

ルーク・デ・ヨングは2021‐22シーズンにバルセロナでもプレイしており、その際もゲームの終盤など重要な場面でゴールを決める勝負強さが話題を呼んだ。サポーターの中にはバルセロナに残ってほしいと考えていた者も多いだろう。

その得点力はPSVに戻った今も健在で、今季は開幕6試合で6ゴールを記録。これはフェイエノールトFWサンティアゴ・ヒメネス(9ゴール)、AZ所属FWエヴァンゲロス・パヴリディス(8ゴール)に次いで得点ランク3位の数字だ。

また『Opta』によると、デ・ヨングは今季の6ゴールで『21世紀のエールディヴィジ得点ランキング』で首位に躍り出た。デ・ヨングがエールディヴィジでデビューしたのは、デ・フラーフスハップに所属していた2008−09シーズンのことだ。その後はドイツやイングランド、スペインでプレイしていた時期もあったが、トゥエンテやPSVなどオランダで多くの時間を過ごしてきた。

エールディヴィジで積み重ねたゴールは、278試合で155ゴールだ。これでクラース・ヤン・フンテラールの154ゴールを抜き、21世紀のエールディヴィジ得点ランク単独トップだ。33歳の今も得点ペースに衰えはなく、この継続性はもっと評価されるべきだろう。

チームではキャプテンも任されており、フェイエノールトから王座を奪い返すうえでデ・ヨングは絶対のキーマンだ。