突然だが、読者の皆さんにクイズ。これからお見せする画像には、本物のポップコーンの中に一つだけ「木で作られたもの」が混じっている。

間違って食べてしまったら大変。一体どれか、分かるかな？

「ポップコーン」と書かれた6文字の上に、それぞれポップコーンが1つ置かれている。

色や形など、どれも本物にしか見えない。本当に、木で作られたポップコーンなんか混ざっているのか？

こちらは「あっと驚くもの」をテーマに作品を作る木彫りアーティスト・キボリノコンノ（＠kibori_no_konno ）さんが2023年9月22日に、「これ、わかりますか？」という問いかけとともに投稿したもの。

果たして正解は？Jタウンネット記者は25日、投稿者のキボリノコンノさんに話を聞いた。

正解はコレ

気になる答えは、「ー」と書かれた上にあるポップコーン。

正解を知っても、すべて本物にしか見えない。どうやって作りあげたのか。

キボリノコンノさんによると、制作は常に本物のポップコーンを観察しながら行った。彫刻刀や電動のミニルーターで木を彫り、アクリル絵の具で色を付けたという。着色が非常に難しく、何度も絵の具の調合を微調整して本物そっくりの色味に仕上げたそう。

難しすぎる「木彫りのポップコーンクイズ」には、ユーザーからはこんな「回答」が寄せられていた。

「どれも本物に見えます　『ッ』かな？」
「全部食べられると思うけど、ーにしときます」
「『ポ』？（もはや当てずっぽう）」
「プかなぁ？今回の全然分からない」

バラバラである。正解にたどり着いていたとしても、"当て推量"の人も多そうだ。

そんな結果についてキボリノコンノさんは、次のようにコメントしている。

「今回のクイズは難しすぎるという反応が多く、回答もまばらでした。
木彫りをはじめて2年が経ちますが、少しずつ技術や観察力が上がってきて、より本物そっくりの作品が作れるようになってきたため、ちょっとクイズが難しすぎたかなとおもいつつ、しめしめとみなさんの回答を見ながら楽しませてもらいました」