アルゼンチンを相手に8ゴールを叩き込んだなでしこジャパン。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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【国際親善試合】日本8−0アルゼンチン/9月23日/北九州スタジアム

 日本女子代表は9月23日に行なわれた国際親善試合でアルゼンチンと対戦。8−0の大勝を飾った。

 開始2分に田中美南のゴールで先制すると、10分にも長谷川唯のPKで加点。その後も得点を重ねて、前半だけで4点を奪う。後半も攻撃の手を緩めず、途中出場の清家貴子が2発を叩き込むなど、怒涛のゴールラッシュを披露した。

 この圧勝はアジアのライバル国にも衝撃を与えたようだ。中国のポータルサイト『捜狐』は「6人が得点で8−0!日本女子代表が強すぎる。一軍がアルゼンチンを破り、二軍をアジア大会へ」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えている。

「日本は大量得点でアルゼンチンを破った。8−0、6人の選手が同時に得点。攻撃力が充実しており、アジア最強の女子チームに相応しい」

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 また、中国の杭州で行なわれているアジア大会へ派遣された“セカンドチーム”も、初戦でバングラデシュを8−0で下した結果に言及。「中国はアジア大会を重視しているが、日本はそうではないため、セカンドチームを派遣して来月末から始まるオリンピック予選に向けて準備を進めている」と綴った。

 記事は、「(1分け2敗の)ワールドカップのグループステージでは大した負け方をしなかったアルゼンチンの選手たちは、日本の狂気のゴールになす術なく何度も立ちすくんだ」と続けている。

 2つのチームがともに8発圧勝。その破壊力に驚嘆したようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部