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MBSアナウンサーの清水麻椰が世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証し、独自ランキングを紹介する「サタデープラス」の人気コーナー『ひたすら試してランキング』。9月16日の放送では「コーヒーメーカー」を徹底調査! 14種類をひたすら試してわかった、サタプラ的おすすめベスト5を発表しました。

2年半で「機能性」も多様に進化

2年半前にも調査を行った「コーヒーメーカー」。その後も年々進化を続け、新機種もたくさん誕生している。そこで今回は人気の14種類を徹底比較。チェックポイントは、1)機能性 2)操作性 3)香りの良さ 4)味の良さ 5)手入れのしやすさ の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。

「機能性」は、使って便利でおいしく出来上がる様々な機能をチェックした。まずはサーモスの『サーモス 真空断熱ポットコーヒーメーカー』(税込14,300円 ※番組調べ)。水筒やタンブラーでおなじみのサーモスだけあってポット部分の機能性に優れており、高い保温力がある「真空断熱ポット」によって温かいままのコーヒーが長く楽しめる。また簡単にアイスコーヒーを作れるのが、ラドンナの『Toffy HOT&ICE ハンドドリップコーヒーメーカー』(税込11,000円 ※番組調べ)。氷を入れたアイスケースをポットにセットしてボタンを押すだけで冷たい1杯が完成する。さらにコイズミの『2WAYコーヒー&ミキサー』(税込12,000円 ※番組調べ)はミキサーが付属していて、ミルと交換するとジュースやスムージーが作れるというユニークな機能が。そんな高機能な商品が続出する中、「機能性」1位に選ばれたのは、タイガー魔法瓶の『コーヒーメーカー siphonysta』(税込66,000円 ※番組調べ)。喫茶店でしか見られなかったサイフォン式が家庭で楽しめるという画期的なコーヒーメーカーで、味の良さだけでなく、コーヒーが噴水のように湧き上がってくる仕組みに、清水アナも「エンタメ性がありますね! 見ててすごく楽しい」と大興奮!

「香りの良さ」「味の良さ」の審査には、京都のコーヒー専門店「Okaffe kyoto」のオーナーバリスタであり、バリスタ日本チャンピオンの岡田章宏さんが協力。良いコーヒーメーカーの見分け方は、「まんべんなくコーヒーの粉に対してお湯が行き渡っているか。コーヒーとお湯が触れている時間がコーヒーの味の濃度を決めるので、短すぎると薄くなるし、長すぎるとエグくなる。なので、その辺がポイントだと思います」という岡田さんとともに、「Okaffe kyoto」のコーヒー豆を使って14種類を飲み比べた。
コーヒーメーカーで一番気になるのは、やっぱり「味の良さ」。比較してみると、同じ豆を使っているのにコーヒーぺーパー臭が味を邪魔しているものや、ほぼお湯のような仕上がりのものも...。そんな中で1位となったのは、新潟県燕市の家電メーカー・ツインバードの『全自動コーヒーメーカー(3杯用)』(税込42,777円 ※番組調べ)。前回の調査で総合1位に輝いた商品で、"コーヒー界のレジェンド"といわれるカフェ・バッハの田口護さんが監修。温度や時間など細部にこだわる匠の技を再現し、雑味のないクリアなコーヒーが楽しめる。試飲した清水アナは「おいしい! 全然違う!」と仰天。岡田さんは「口当たりにとろみがあるので、その分たくさんの味を舌が感じてくれる」と分析し、「おいしい...」とレジェンドの1杯をしみじみ味わった。

こうしてコーヒーメーカーを徹底比較。実際に試してわかった、買って失敗しないおすすめベスト5とは!?

同じコーヒー豆を使ってもこんなに違う!

第5位は、アイリスオーヤマの『全自動コーヒーメーカー』(税込9,878円  ※番組調べ)。
ミルとフィルターが一体になったタイプで、豆からでも粉からでもコーヒーが作れて操作も簡単。抽出温度にこだわり、雑味を極力抑えたバランスの良い味が特徴だ。「しっかり味がするコーヒーを作ってる気がします」と岡田さん。しかも価格もお手頃とあって、「それも素晴らしいですよね」と感心した。

第4位は、サーモスの『サーモス 真空断熱ポットコーヒーメーカー』(税込14,300円 ※番組調べ)。
サーモスならではの真空断熱構造のポットにドリップされたコーヒーが直接入る形で、加熱なしで保温が可能。煮詰まることなく温かい入れたてのおいしさが楽しめる。ポットは注ぎやすく、倒れてもこぼれないので小さい子どもがいる家庭でも安心だ。操作もシンプルで、「操作性」部門では1位となった。味に関しても、岡田さんは「コーヒーの成分がたくさんお湯に乗り移っている感じがします」とプロの目線で高く評価した。

第3位は、メリタの『アロマフレッシュ(6杯用)』(税込29,800円  ※番組調べ)。
1908年創業。世界で初めてペーパードリップシステムを考案したドイツのコーヒーブランド「メリタ」の1台は、業務用でも使われる「コニカル式」のミルで豆を粉砕し、コーヒー豆の風味を逃がさない。「すっきり飲めますね。良い成分だけを出してるなという感じ」と岡田さん。清水アナも「さすが老舗メーカー」と称賛した。

第2位は、バルミューダの『BALMUDA The Brew』(税込59,400円 ※番組調べ)。
おしゃれ家電・バルミューダの1台は「香りの良さ」で1位、「味の良さ」も9点と、洗練されたビジュアルだけでない実力を発揮。良い香りの秘密は、ハンドドリップのような正確なドリップ技術によるもので、0.2mL単位でお湯を細かく注いで最適な蒸らしと抽出を実現。さらにドリップの後半に別経路でお湯を加える「バイパス式」を採用。新鮮なお湯で雑味を取り除き、よりクリアで香り高いコーヒーが完成する。岡田さんは「深いですよね。よく考えられている」とうなった。

バリスタ日本チャンピオンも「明らかにこれが一番」

そして第1位は、ツインバードの『全自動コーヒーメーカー(3杯用)』(税込42,777円 ※番組調べ)。
前回調査に続いて総合1位となり、見事連覇を達成。「味の良さ」で1位、「香りの良さ」でも10点満点で文句なしの強さを見せた。挽いた豆の粒の大きさ、湯の温度、蒸らす時間など細部にこだわった匠の技で、岡田さんは「今回のラインナップでは、明らかにこれが一番コーヒーの成分をお湯に移してます」と絶賛。清水アナもそのおいしさに目を丸くし、カップ1杯を飲み干したほど!

試飲の時間には、コーヒー好きで知られる藤岡弘、もスタジオに登場! MCの丸山隆平らと共にツインバードの『全自動コーヒーメーカー』で淹れたコーヒーを味わい、「う〜ん、まろやかでなかなかいいね」と朝の1杯を楽しんだ。
各社こだわりの機能が光った「コーヒーメーカー」。このランキングを参考に、朝食に、休憩時間に、気分が高まる1台を選んでください!