昨年から独印英仏豪とアメリカ機以外が立て続けに来日!

日豪のF-35Aが小松にそろい踏み

 航空自衛隊は2023年7月25日(火)、オーストラリア空軍と日本国内において戦闘機による共同訓練を実施すると発表しました。

 日程は2023年8月23日(水)から9月15日(金)までで、飛来場所は石川県にある航空自衛隊小松基地。訓練は同基地およびその周辺空域を使って実施するとしています。


オーストラリア空軍のF-35A戦闘機(画像:オーストラリア空軍)。

 来日するのは、オーストラリア空軍のF-35A戦闘機6機と、KC-30空中給油・輸送機1機、C-130J輸送機1機、C-17輸送機1機で、人員は約140名とのこと。

 一方、航空自衛隊側は、小松基地に所在する第6航空団のF-15戦闘機10機と航空戦術教導団(飛行教導群)のF-15戦闘機6機を中心に、三沢基地(青森県)の第3航空団からF-35A戦闘機が6機、百里基地(茨城県)の第7航空団からF-2戦闘機が4機、小牧基地(愛知県)の第1輸送航空隊からKC-767空中給油・輸送機1機の計27機と、入間基地(埼玉県)に所在する中部航空警戒管制団の参加が予定されています。

 航空自衛隊では、今回の訓練を行うことで、戦術技量の向上および相互理解の促進を図るとともに、「自由で開かれたインド太平洋」を実現するため、日伊両国間での防衛協力のさらなる深化を図るのが目的としています。