第二京阪「門真JCT」4車線拡幅へ 開通13年目の工事本格化 側道は夜間通行止めも
門真料金所の手前で「キュッ」と狭くなっていた部分が、拡幅されます。
一部準備済みだった拡幅計画
近畿道と第二京阪が接続する門真JCT(画像:Google Earth)。
NEXCO西日本は2023年7月25日(火)、大阪府門真市の第二京阪道路の門真JCT手前で、約2か月の夜間規制を伴う工事を開始すると発表しました。
期間は9月25日夜から12月5日朝までの平日。時間は平日22時から翌5時まで。第二京阪は門真ICが閉鎖され、下道の国道1号バイパスは周辺区間で通行止めとなります。
この工事は、門真料金所の手前の車線数を増やすため、拡幅部の橋桁を架ける工事です。本線は片側3車線ですが、料金所手前で2車線に減り、さらに近畿道ランプと門真IC出口へ分岐していくため、ボトルネックとなって渋滞が発生していました。
第二京阪は2010(平成22)年に、門真JCTまで到達し全線開通。この時に上下線で拡幅部用の橋脚と一部橋桁はすでに完成し、将来の拡幅へ準備されていました。今回いよいよ、本格的に工事が始動していきます。
年明けの2024年2月ごろから、第二次工事も行われる予定。完成すれば、第二京阪の「根元部分」が太くなり、近畿道や中環との連絡の際にスムーズになるほか、将来の淀川左岸線への乗り入れにも対応できるようになります。