事業予定区間は約3.7kmです。

説明会は計4回開催


在りし日のJR南武線 矢川〜西国立間を行く国鉄型205系電車。このたび、この区間を含む約3.7kmの連続立体交差事業について素案がまとまった(2014年2月、大藤碩哉撮影)。

 東京都および国立市、立川市、JR東日本は2023年8月、JR南武線 谷保〜立川間の連続立体交差化計画について、その都市計画素案の説明会を4回開催します。同線は橋梁などを除き、南多摩駅(東京都稲城市)以北では基本的に地平を走ります。

 事業区間の延長は約3.7km。厳密には谷保駅のやや手前から、立川駅の手前 JR中央線との交点までが予定されています。東京都建設局によると、事業が完了すれば、矢川〜立川間(約3.0km)では計14か所の踏切が除却されるとのこと。

 なお、現行で事業が進む国立都市計画道路3・4・5「号立川青梅線」などは、南武線とは立体交差となる計画です。