今年のSHIBUYA 109のトレンド予測にもランクインしている「くらげメイク」

写真拡大

 この夏、NEXTトレンドとして注目されているのが、みずみずしさ溢れる“くらげメイク”だ。透明感とツヤ感で溢れる水分感を強調することで、まるで水中に佇むくらげのような瑞々しさを表現するスタイルだ。美容家・青木梨奈さんが提唱する、透き通った儚さと幻想的なムードが漂うトレンドメイクをマスターし、夏の涼しげフェイスを演出しよう。

【画像】考案者のえむさん本人が伝授! 「くらげメイク」の過程動画

 くらげメイクは、昨年7月にTikTokで発信されたメイク方法で、発案者は、美容系人気TikTokerのえむさん(@karaage_usb111)。えむさんは、水族館のクラゲコーナーで見た神秘的な光景にインスパイアされて、くらげメイクを考案。その動画は、400万回再生を超え、「透明感がすごい」「かわいすぎる」と大反響を呼んだ。その後、くらげメイクはSNSやテレビで話題になり、2023年のトレンド予測にもランクインしている。

■くらげメイクのポイント

・下地:カラーコントロール下地のラベンダーなどを使ってトーンアップさせ、グロッシーなハイライトでツヤ肌に仕上げる。

・ベースメイク:まずは透明感のある肌を作り出すために、薄くて保湿力の高いファンデーションを使用することが重要だ。色は肌に合ったものを選び、しっかりとカバーするように心がけたい。

・ツヤ感の演出:ツヤ感を出すためには、リキッドハイライトやクリームハイライトを鼻、頬骨サイド、額、顎などのTゾーンの高さのある部分に塗布する。光を集めて美しい輝きを放つ輪郭に変えてくれる。

・アイメイク:一番のポイントは「青カラコン×青アイシャドウ」そして「白いアイライン×大粒ラメ」で作る幻想的な目元。目尻の白いアイラインはクラゲの触毛を、大粒ラメはキラキラとした水の質感を表現。青みカラーは透明感を高めるだけでなく、大人っぽい妖艶さもプラス。下まぶたにピンクを入れることで、バランスがとれて愛らしい印象になる。

・チーク:透明感のあるクリームチークを使って、頬の1番高いところに丸く入れ、ぼかして自然な血色感を演出。ほんのりと内側から透けるような発色で、顔立ちを柔らかく見せる。

・リップ:生唇感のある自然なグロスリップやシアーリップを選び、唇の高い位置を中心に付け、立体感をもたらす。また、リップライナーで唇の輪郭を少し大きめに丸く湾曲を描くと、ふっくら感を演出できる。

■くらげメイクの注意点

・青みカラーは肌のトーンや血色感に影響するので、特に肌の色が黄色みが強い方は下地やチークで調整すること。

・白いアイラインや大粒ラメは目元を強調するので、マスカラやアイブロウは控えめに。色をブラックではなく、ブラウンにするのも効果的。

・リップは明るめピンク×グロスで仕上げる、暗めカラーだと透明感が損なわれるかも。

 くらげメイクは、肌に透明感とツヤ感を与え、水分感を強調することで、フレッシュな表情が得られる話題のメイクスタイルだ。基本のポイントを押さえ、コツを習得すれば、誰でもこのトレンドをマスターできる。くらげメイクで、夏に輝く美フェイスを引き出そう。

【美容家・青木梨奈さんの監修コメント】

少し前はマットな陶器肌も流行りましたが、クラゲメイクのようなツヤ肌作りはお肌を若々しく見せるためにも効果的なメイク法。若い方はもちろん、40代以降の方も、このメイクを極めれば、若々しくて可愛らしい表情まで演出できる魔法のテクニックです。

【監修者プロフィール】

エステティシャン育成校『NINEアカデミー』学長 兼 結果出し化粧品・NR機器プロデューサー:青木梨奈

エステティシャン出身。大手化粧品メーカー、大手エステティックサロンやエステの本場・フランスに本社を置く有名エステサロンでの勤務、トータルビューティーサロンの店長を経験。その後、メンズサロンの立ち上げやトータルプロデュースを担当し、現在はエステティック協会認定講師として活動。医学学会論文発表、エステサロンコンサルティング、美容クリニックプロデュース、パーソナルカラー診断、化粧品、美容機器のプロデュース、エステスクール、インフルエンサー、コスメイメージモデル、商品アドバイザーとしてテレビ番組にも出演するなど、活躍の場を広げている。