【西武】平良海馬投手インタビュー 先発転向について「自分がやりたいと言って認めてもらってやったことなので、今のところ結果が出てるということは本当に嬉しい」
6月27日放送のライオンズナイターでは、沖縄セルラースタジアム那覇で行われた西武－日本ハム10回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの平良海馬投手にインタビューした模様を放送(インタビューは6月21日)。先発転向についてや沖縄開催について訊いた。
――先日の広島戦(6月18日、広島ー西武3回戦)はお疲れさまでした
平良「ありがとうございます」
――見事な連敗ストップということで、ファンの皆様は「ありがとう」と思ってると思いますが？
平良「そうですね。ただ(チームが)打って勝ったみたいな雰囲気があるのであんまり……でも先発として(チームが)勝ってよかった」
――初回に3失点してしまいましたが、その時の心境は？
平良「先に点を取られたが、打ち取った打球だったので僕としては運が悪いなという程度で考えた。そんなに自分の調子が悪いということではなかったので、ただ運が悪かったって思うしかない」
――先発転向ということで今シーズンは非常に注目されました。ここまで(6月28日現在)10試合登板して5勝2敗、防御率2.11という素晴らしい成績になっています。先発に転向して去年と違う部分、変わらない部分はいかがでしょう？
平良「違う部分は体の疲れや筋肉痛の残り具合というのが先発は厳しいなと思った。変わらない部分でいうと、投球スタイルはあまり変えていない。(今シーズンの)最初の方はなかなか疲労が抜けなくて、若干疲労が残った状態で次の試合迎えていたが、ここ数試合は慣れてきて、疲労がしっかり抜けて、いい状態で試合に入っていけているなと思う」
――登録と抹消を繰り返していたのは疲労を抜くということだった？
平良「先発始めたてで、そこを配慮してもらって休んだりというのを繰り返していた」
――投球スタイルを変えていないというのは具体的に？
平良「球速はやはり長いイニングを投げる分落ちてしまうことはあるが、変化球の割合という部分はあまり変えずに投げている」
――先発楽しいですか？
平良「楽しいですねやっぱり。中継ぎが楽しくなかったというわけではないが、先発は先発で楽しい部分があるし、中継ぎは中継ぎで楽しい部分もある」
――先発の楽しさはどんなところに感じている？
平良「自分がやりたいと言って認めてもらってやったことなので、今のところ結果が出てるということは本当に嬉しいこと」
――チームは6月27日、28日に沖縄に行くことになります。沖縄県出身ですよね？
平良「そうですね一応、一応」
――平良投手は石垣市出身ということで、地図見ると沖縄と結構距離がありますよね？
平良「400キロぐらいあると思う」
――高校生のときは何回ぐらい本島に行かれたんですか？
平良「試合で10回以上行ってるいると思うが、試合して帰るみたいな感じで特に遊ぶとか、どこかへ出かけるみたいな感覚はあまりない」
――どちらかというと那覇も東京も変わらない？
平良「変わらないですね。もう観光客気分です」
――ただ同じ沖縄県ということで、沖縄県の方々も非常に楽しみにしてると思います
平良「そこで(沖縄のマウンドで)先発としてたくさんのイニングを投げるということは本当に楽しみだなと思う」
――昨年の沖縄での登板を振り返ってみていかがですか？
平良「去年は5失点してしまいましたが、声援がコロナ禍にもかかわらず凄かったし、熱い応援が本当に印象に残った試合だった」
――球場(沖縄セルラースタジアム那覇)のマウンドの感触はいかがですか？
平良「悪くなかった。マウンドも良かったし、(自分自身の)コントロールが当日悪くて、それが去年の初失点に繋がったという感じ」
――昨年は親戚の方などは応援に来られたりはした？
平良「そうですね。友達や親戚も合わせて20人ぐらい。今年は先発するということでもう少し来ると思う」
――石垣市と沖縄本島は距離が離れているということはあると思うが、地元で先発するということに関しての意気込みは？
平良「正直地元感は全くないが、同じ沖縄県民としてしっかり沖縄のスポーツを盛り上げていきたいと思う」
※インタビュアー：文化放送・長谷川太アナウンサー
