エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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本塁打の量産ぶりに同調の声「楽々打ってしまうものね」

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地ロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場し、日米通算200号となる25号ソロを含む3安打1打点。あと三塁打が出ればサイクル安打達成という大暴れだった。チームは4-7で3連敗を喫したが、大谷は6月に入ってら10本塁打と量産態勢。当たり前にアーチを描く日常を、米メディアは「死、税金、ショウヘイ・オオタニの本塁打」とユニークな表現で称賛している。

 2-2で迎えた5回先頭、大谷は左腕フリーランドが投じた、見送ればボールの内角チェンジアップを強振。詰まったように見えた打球だったが、失速することなくグングン伸び、右翼フェンスを越える勝ち越し弾となった。驚異の悪球打ちで日米通算200号。敵地が騒然とする中、大谷は平然とした顔でダイヤモンドを一周した。

 大谷にとって、これで6月の本塁打は10本目。年間52本ペースと勢いは加速している。スポーツのニュースなども提供する米スポーツベッティングサイト「ドラフトキングス」公式ツイッターは前日の22日(同23日)、その時点でのMLB本塁打ランキングを紹介。文面には「死、税金、ショウヘイ・オオタニが本塁打を放つこと」と記し、人生における確定事項だと表現した。

 米国では「人生で確定していることは2つある。それは死と税金だ」という英語の表現があり、それほど大谷の本塁打が確実な事象になっていると独特に称賛した形だ。米ファンからは「彼は本物よ。楽々打ってしまうものね」「マジで投打で圧倒してるな」「どうすれば投手が本塁打数メジャー1位になるんだ?」「彼にできないことはないのか?」と同調する声が寄せられていた。

(THE ANSWER編集部)