マドリーでともにプレーしたクロース(左)とアザール(右)。(C)Getty Images

写真拡大

 レアル・マドリーのMFトニ・クロースの発言が話題を呼んでいる。

 マドリーは現地時間6月14日、ドルトムントから6年契約でジュード・ベリンガムの獲得を正式発表した。

 スペイン紙『MARCA』によると、2014年からマドリーでプレーするクロースは、19歳の逸材が加入したことについて、自身のポッドキャスト『Einfach mal luppen』でこうコメントしたという。

「多くのチームが欲しがったトッププレーヤーだ。クラブがあれだけの資金を投資したのだから、我々にとって非常に良いサインになると期待している。ドルトムントにいた時のような活躍をすれば、良い補強だと言えるはずだ」
 
 また、クロースはベリンガムの移籍金が1億300万ユーロ(約154億5000万円)と言われていることについて、「大金を求めてキャリアを台無しにしたやつもいた。振り返れば、誰もが良いサインではなかったと言うであろう選手だ」と述べている。

 具体的な選手名こそ挙げていないが、同紙や複数のメディアは、これを今季でマドリーを退団した元チームメイトのエデン・アザールへの発言ではないかと指摘している。

 2019年夏にチェルシーから加入したアザールは、活躍が期待されながら、度重なる怪我に悩まされ、低調なパフォーマンスに終始。在籍した4シーズンで公式戦の出場は76試合で、わずか7ゴールに終わっている。

 果たして、巨額の移籍金でマドリーにやってくるベリンガムは期待に応える活躍を見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】R・マドリーが“ゴージャス”な新ユニ発表!