Windows 11&AMD Ryzen Z1搭載でいつでもどこでもPCゲームが遊べるASUSの携帯型ゲーミングPC「ROG Ally」フォトレビュー
PCメーカーのASUS(エイスース)から、携帯型のゲーミングPC「ROG Ally(アールオージー エイライ)」が2023年6月14日に登場します。OSはWindows 11 Home 64bitで、チップセットにはAMDの携帯型PC向けゲーミングSoCであるAMD Ryzen Z1シリーズを搭載し、SteamやXbox Game Passなど複数のプラットフォームのゲームを遊ぶことができるROG Allyを一足先に触る機会が得られたので、まずはその外観をチェックしてみました。
https://jp.store.asus.com/store/asusjp/html/pbPage.rog_ally2023/
ROG Allyのスペックは以下の通り。AMD Ryzen Z1 Extreme搭載モデルとAMD Ryzen Z1搭載モデルの2種が発表されており、AMD Ryzen Z1搭載モデルは2023年夏以降の登場となっています。今回レビューするのはAMD Ryzen Z1 Extreme搭載モデルです。
ROG Ally(2023) RC71LAMD Ryzen Z1 Extreme搭載モデルAMD Ryzen Z1 搭載モデルプロセッサAMD Ryzen Z1 ExtremeAMD Ryzen Z1CPU:4nmプロセス・Zen4アーキテクチャ
8コア・16スレッド、キャッシュ合計24MB
ブースト周波数最大5.10GHz
GPU:AMD Radeonグラフィックス
RDNA 3アーキテクチャ、12コンピューターユニット
最大周波数2.7GHz、最大8.6TFLOPS
熱設計電力:9〜30WCPU:4nmプロセス・Zen4アーキテクチャ
6コア・12スレッド、キャッシュ合計22MB
ブースト周波数最大4.90GHz
GPU:AMD Radeonグラフィックス
RDNA 3アーキテクチャ、4コンピューターユニット
最大周波数2.5GHz、最大2.8TFLOPS
熱設計電力:9〜30Wディスプレイ7インチワイドTETカラー液晶、FHD(1920×1080)
10点マルチタッチスクリーン
リフレッシュレート:120Hz
応答速度:7ms
輝度:500nits
sRGB:100%
AMD FreeSync Premium対応
Gorilla Glass DXC
Gorilla Glass Victus
グレア搭載OSWindows 11 Home 64bitメモリ16GB LPDDR5 6400MT/s デュアルチャンネル(オンボード)ストレージ512GB PCIe 4.0 NVMe M.2 SSD(2230)I/O3.5mm オーディオ端子 ×1
USB Type-C端子(USB 3.2 Gen 2、DisplayPort 1.4対応、ROG XG Mobileインターフェイス) ×1
microSDカードリーダー ×1入力装置ABXYボタン
十字キー
L&Rトリガー
L&Rボタン
ビューボタン
メニューボタン
コマンドセンターボタン
Armoury Crateボタン
グリップボタン(2つ)
アナログスティック(2本)
6軸ジャイロ感知、ハプティックHD振動機能搭載オーディオAIによるノイズキャンセリング技術
Dolby Atmos対応
ハイレゾ認証
マイク内蔵
スピーカー2基内蔵無線Wi-Fi 6E(802.11ax)
Bluetooth 5.2バッテリー40Wh、リチウムイオンバッテリーセル4本直列・保護回路付給電65W ACアダプター(USB Type-C)サイズ幅 28.0mm×奥行き 11.1mm×高さ 2.12〜3.24mm重量608g価格税込10万9800円税込8万9800円発売日2023年6月14日(水)2023年夏以降予定
これがROG Allyの化粧箱。
箱を開けると、ROG Allyが登場。
コントローラー配置は左にアナログスティックと十字ボタン、ビューボタン、コマンドセンターボタン。右にABXYボタンとアナログスティック、メニューボタン、Armoury Crateボタン。加えて、左右にスピーカーグリルがあります。
重さは実測で612g。同じ携帯型ゲーミングPCであるSteam Deckが実測で664gだったので、ROG Allyはそれよりもわずかに軽いといえます。
天面部はこんな感じ。左右にL&RトリガーとL&Rボタンが配置されています。
向かって右側には音量ボタンとインジケーター、電源ボタン。電源ボタンには指紋認証のセンサーが内蔵されています。その上には排熱のための通気孔。
天面部の左側にも排熱のための通気孔があり、その下には3.5mmオーディオ端子とmicroSDカードスロット、ROG XG MobileインターフェイスとUSB Type-C端子があります。ROG XG Mobileインターフェイスは、ASUSの外付けGPUモジュール「ROG XG Mobile」と接続する端子。ROG AllyとROG XG Mobileを接続することでGeForce RTX 4090 Laptop GPUを使ったよりハイパフォーマンスなゲーミングが可能になるとのこと。
底面部はこんな感じ。左右のコントローラー部分はグリップになるように盛り上がっているのがわかります。
左側面。グリップ部分はすべり止めになるように細かい溝が彫られています。また、ASUSのゲーミング機器ブランドであるROGのロゴシールが貼られています。
右側面も同じ。
背面はこんな感じ。左右のグリップには割り当て可能なボタンが1つずつ配置されています。斜めに入った輝く線の左側には排熱用の通気孔、右側にはROGのロゴをかたどった通気孔があります。背面にあるねじ穴は6つで、いずれもプラスねじ。
本体以外の内容物は、説明書や保証書とACアダプター。
また、箱のふたの内側には、薄いプラスチック製の白いROGのロゴがありました。
このロゴはスタンドになっており、以下のようにROG Allyを立てかけることが可能になっていました。
次は同じコントローラー+液晶ディスプレイの携帯型ガジェットということで、Nintendo Switchと比較する形で持ちやすさをチェックしてみる予定です。
ROG AllyはRyzen Z1 Extreme搭載モデルが税込10万9800円で注文可能。記事作成時点で、Amazon.co.jpでも予約受付中となっています。
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