5月30日に民事再生法の適用を申請していた

 スマートフォンの「arrows」シリーズや「らくらくスマートフォン」シリーズを製造・販売するFCNT(株)など3社は、5月30日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請していたが、6月6日に再生手続き開始決定を受けた。監督委員は伊藤尚弁護士(東京都中央区八重洲2-8-7、阿部・井窪・片山法律事務所)。再生債権届け出期間は7月18日までで、債権の一般調査期間は9月5日から9月12日まで。

 再生手続き開始決定を受けた3社は以下の通り。
・FCNT(株)(資本金91億9650万円、神奈川県大和市中央林間7-10-1、代表田中典尚氏)
・ジャパン・イーエム・ソリューションズ(株)(TDB企業コード=384023065、資本金16億5250万円、兵庫県加東市佐保35、代表郄橋英明氏)
・REINOWAホールディングス(株)(TDB企業コード=657024223、資本金89億4055万円、神奈川県大和市中央林間7-10-1、登記面=東京都港区芝4-13-3、代表郄田克美氏)

 負債はFCNTが約872億5505万円、JEMSが約613億1534万円、REINOWAホールディングスが約290億円となっている。なお、グループ会社間の債権債務を除いた負債合計は約1193億円。