多くの人が直面する親の家の片づけ問題。実家片づけ中のESSE読者・福田美樹さんのリアルな体験を紹介します。

実家の片づけを実践して気づいた!言ってはいけないこと、やってはいけないこと

親の入院を機に、“実家の片づけ”を実践中の読者の体験談を公開。失敗を経て気がついた、スムーズに片づけるためのルールとは…?

実家の両親が入院。あわてて実家へ向かうと…。

ものがあふれていて、どこになにがわからない状態だということが判明。両親にとって暮らしやすい家にするため、片づけを決意!

はりきって家のものを捨て始めますが…。

家族の理解を得られず、中断することに。

片づけに再挑戦!前回の反省を生かしたポイントとは?

とはいえ、すっきり片づいた家の方が安心だと考え、2022年に再度片づけに挑戦することに。

【一度目の反省からつくったルール】

●1.相手を否定するような言い方や、「捨てる」という言葉は極力避ける

・NG「これいらないよね」→OK「今後も使いそう?」

・NG「捨てていい?」→OK「手放していい?」

・NG「ごちゃごちゃした家だとストレスが増えるんだよ」→OK「安全で快適で、探し物がない家にしていこう」

●2.絶対にいらないと感じても必ず確認。いると言われたら捨てない

●3.自分も親も疲れすぎないよう、片づけは1回1時間に

●4.片づけが終わったら、おやつなどごほうびを用意する

【場所を決めて、順番に片づけ】

行くたびに場所を区切って少しずつ片づけ。まずは、思い出のものが少なく毎日使う掃除道具などがある階段下収納からスタート!

・階段下収納

母が毎日使う階段下収納は動線を確保し、掃除用具やストック類は出し入れをしやすく整理。

・洗面所

使っていないものが多く、片づけは比較的スムーズに完了・今使うものだけを残してすっきり!

・キッチンの戸棚

たくさんものがあるキッチンは、一度に片づけようとせず、少しずつスペースを区切るのがコツ。

前回の反省を生かして片づけを進めたところ、両親も協力してくれるように。

1時間でこんなにゴミが出てきました。現在は、キッチン、ダイニングが使いやすくなるように片づけ中。