「おならに関する意識調査」の結果とは…

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　話題にするには、ちょっと恥ずかしい“おなら”。ビオフェルミン製薬（神戸市）が、「おならに関する意識調査」を行い、その結果を発表しています。調査は、今年1月、20〜69歳の男性、女性ともに150人ずつ計300人を対象にインターネットのアンケートで実施されました。

　自身の「腸内フローラや腸内環境が気になりますか？」という質問に「はい」と回答した145人に、その理由を聞いたところ、トップは49.0％の「便秘が気になるから」でした。次いで、33.8％の「腸に関心があるから」、33.1％の「免疫力低下が気になるから」、26.2％の「おならが気になるから」、25.5％の「睡眠不足が気になるから」という順番でした。

「1日に何回くらいおならをしていますか」と聞いたところ、首位は「1〜3回」で30.7％でした。続いて「4〜6回」が30.0％、「7〜10回」が15.7％でした。

　また、「おならが出る原因はなんだと思いますか」も質問したところ、3位は「腸内の悪玉菌が増えているから」で30.3％、2位は「腸内環境が悪化することでガスが生じるため」で32.7％、1位は「ガスが発生しやすい食べ物（いも類など）の影響」で37.3％でした。食べた物や腸内環境が原因と考える人が多いことが分かりました。

　続いて、「おならが臭くなる原因は何だと思いますか」と聞くと、3位は「便秘」で25.3％、2位は「理由が分からない」で25.7％、1位は「腸内の悪玉菌が増えているから」で29.3％という結果となりました。

　同社は、おならについて「腸にたまったガスが肛門から排出される気体で、無意識のうちに、1日10回前後のおならをしています」とコメント。

　さらに、広島大学病院副病院長・感染症科教授の大毛宏喜さんは「おならの元となるのは、飲食する際などに口から飲み込む空気と、腸内細菌が食物繊維を餌として発酵する過程で発生するガスなどが混ざったものです」と説明しつつ「おならは誰でも出るもので、体に悪いものでは決してありません。我慢しても、体内に吸収されることはなく、そのままため込んでしまうことになり、いつかは必ず出るものなのです」と語っています。