「第7回オリックス 働くパパママ川柳」のイメージビジュアル

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 オリックス(東京都港区)の「第7回オリックス 働くパパママ川柳」の大賞がこのほど、発表されました。「ルーキー42歳・男性」の作品「家事仕事 二刀流だし 二倍速」が受賞しました。

 作品は、「家事や仕事などを掛け持ちしながらも、スピーディーにこなさなければならない」という日常を、時流のキーワード「二刀流」「倍速」を用いて表現。

 受賞した「ルーキー42歳・男性」は、「ときには“三倍速”になることもあるほど忙しい毎日ではありますが、楽しさやうれしさを感じ、それらを共有できる人がいることを実感しています。たまには力を抜いて、自分のことも大切にしながら頑張れたらいいですね」とコメントを寄せています。

 大賞のほか、家族や職場の同僚、地域の人などの目線からよんだ句を対象とする「見守る目線賞」では、子育て世代に手を差し伸べたい気持ちを表現した「団塊が 少子世代の 見守り隊」(健忘老 84歳・男性)が選ばれています。

 さらに、「パパママ目線賞」では、「パパ育休 リスキリングは 家事スキル」(椎名3歳と0歳のパパ・30歳・男性)、「朝タイパ お昼弁当 夜コスパ」(ビジーママ・41歳・女性)、「退勤し 10秒後には 米を研ぐ」(ママファイター・36歳・女性)などが選ばれました。

「子ども目線賞」では、9歳の女の子がよんだ一句、「スマホより もっとわたしを 見てほしい」(ディテクティブコナン)が受賞しました。

「オリックス 働くパパママ川柳」は、働きながらの子育てに奮闘するパパとママ、家族の日常をテーマとする公募川柳です。2017年から毎年開催されています。

 それぞれの賞は、1月19日〜2月26日の約1カ月間に応募された6万2662作品の中から選考。お笑いコンビ「爆笑問題」の田中裕二さん、ジャーナリストの浜田敬子さん、十六代目「櫻木庵川柳」の尾藤川柳さんが特別審査員を務めました。