60代すっきり暮らし夫婦が「やめたこと」。ゴミ箱は2つだけ、玄関マットは置かない
60代からの心地いい暮らしのヒント。YouTubeチャンネル「60歳からの幸せライフ」が人気のライフさんに、掃除がしやすい部屋にするための小さな工夫を教わりました。
毎日の掃除をラクにする工夫4つ。「掃除疲れ」が減り、楽しくなる
意外と重労働だと感じる人が多い家事・掃除。しかし、ライフさんが行う方法を使えば、ふき掃除やゴミ箱集めが格段にラクになります。
ここでは100円ショップのアイテムを使うだけのテクや、あることをやめるだけで解決する方法を紹介します。
●1:家のゴミ箱を「2つだけ」にししてゴミ集めをラクに
家の各部屋にゴミ箱を置くのをやめたライフさん。現在、2階建ての家に置いているゴミ箱は、1階のキッチンと、2階の洗面所にある2つだけ。
「ほかの部屋でゴミが出てしまった場合は、毎回ゴミ箱まで捨てにいきます。たくさんゴミが出るときには一時的にトレーや小さい袋にゴミをまとめ、1日の終わりにゴミ箱へ。
各部屋のゴミ箱をなくしたことで、ゴミの収集作業がなくなって時短になくなりました。個人の部屋でお菓子のゴミが溜まってしまう…なんてこともなくなって快適」と、ライフさん。
また、各部屋にゴミ箱を置かないことでスタイリッシュな空間になり、いいことずくめだそうです。
●2:玄関の靴はすぐ収納スペースへ、玄関マットは置かない
履き終えた靴は、ホコリを落としたらすぐに靴の収納スペースへ。靴を出しっぱなしにしないので、玄関はいつも広々としています。玄関マットもありません。
「玄関マットを20年以上使用していませんが、とくに困っていません。玄関に限らず、床や廊下などの面の部分に、できるだけものを置かないことを心がけるようになりました。そうすることで、掃除がとてもスムーズになります」
キッチンやリビングのマットも、使用していないそうです。
●3:「すべるシール」を家具にはったら、掃除の労力が格段に減った
床掃除の度に、リビングの鉢植えやローテーブルを動かす作業には苦戦してきたライフさん。
しかしダイソーの「すべる 床キズ防止シール」を、鉢植えやローテーブルの底面にはりつけたところ、商品名のとおりすべらせて移動することが可能に。
「鉢植えにはシールを3つ、ローテーブルの足には各3つを重ね貼りしています。こうすることで、それぞれ私にとって重かったインテリア家具も、簡単に動かせるようになりました」
掃除にかかる労力が大きく減っただけでなく、「掃除が楽しくなった」というメリットも。
●4:わずらわしいコードは浮かせて収納。ホコリがたまりにくい部屋に
掃除をする際に、煩わしく感じるコード類。ライフさんは一部の電化製品のコードは、使わないときは巻き、浮かせた収納をしています。
「コードを小さく丸め、100円ショップなどで購入できる結束バンドで数か所を留めるだけ。これで浮く収納が完成。使いたいときにはすぐに伸ばして使うことができます。探す手間もありません。床から浮かせることで掃除がしやすく、ホコリもたまりにくい部屋に。コードを伸ばしたときに比べ、見た目もとてもすっきりします」
これだけでも十分すっきりしますが、さらに目隠しをしたいときには、ライフさんはコードの前に鉢植えを置いて隠すそうです。小さくまとまることで、簡単に隠れます。
ライフさんのお掃除がしやすくなるお部屋の工夫、ぜひ真似してみてくださいね。
※コードが劣化したり、断線したりする危険があるので、コードを束ねる際は無理に力を入れて折り曲げないでください。また、通気性に気をつけて設置し、ホコリをためないよう掃除をしてください。