50代、団地で月12万暮らしの「光熱費節約」。電気代高騰で“変えてよかった”こと
築50年超えの団地に住み替えたことを機に、老いじたくを意識するようになった、54歳、ひとり暮らしのきんのさん。
『1か月15万円以下の心ゆたかなひとり暮らし』(扶桑社刊)では、1か月の予算12万円で暮らすきんのさんの節約の工夫を紹介。ここでは、同書の記事を抜粋し、光熱費のムダをカットするコツや、人づき合いの工夫などをご紹介します。
こまめな見直しで光熱費のムダをカット
光熱費のムダをできるだけなくす工夫をしているというきんのさん。
●ムダな電気は使わない
「電気ポットは使わずに、保温ポットに沸かしたお湯を入れています。待機電力が気になるので、電源タップもスイッチ式でこまめにオフ。また、炊飯器はやめてご飯は鍋で炊いています」。チリツモの工夫で、電気代高騰に対抗しています。
●コツコツ工夫しエアコン代を節約
「電気代高騰を受け、暖房器具をエアコンからガスファンヒーターに」。
さらに、断熱シートを窓にはったおかげで、エアコンの使用頻度が下がったそう。「今まで電気の契約を30アンペアにしていましたが、20アンペアにチャレンジしようと検討中です」
ごほうびや人づき合い。心の栄養も大切に
きんのさんの人づき合いの工夫や、日々のごほうびを聞きました。
●年賀状の代わりにクリスマスカードを
「人づき合いは心の栄養なので、ケチりません。儀礼的な年賀状はやめましたが、親しい友人にはクリスマスカードを送っています。喪中などあまり気にせずに送れ、相手に合わせた切手選びも楽しみのうち」。
ティーバッグやシートマスクなどのプチギフトを同封することも。
●ほったらかしでも十分楽しいプチ優待生活
30代から始めた株式投資は、株主優待と配当金でちょこちょこおトクを味わっています。
「化粧品はPOLAと新日本製薬の株主優待でゲット。写真スタジオの株主優待で母と私の家族写真を撮ったり、将来かかりやすい病気がわかる遺伝子検査を割引価格で受けたりとユニークなものも」
『1か月15万円以下の心ゆたかなひとり暮らし』(扶桑社刊)では、ほかにも、団地や賃貸住宅、年金生活など、さまざまな暮らし方や年齢のお金上手を取材。小さくても豊かな生活の工夫や、おトクな制度、老後資金の備え方などが1冊でわかります。