エン・ジャパン<4849.T>が6日ぶりに反落した。前週末19日の取引終了後、中国の連結子会社において、総経理による不適切な行為の疑いが発覚したと発表し、嫌気されたようだ。

 今年5月中旬ごろ、同子会社の銀行預金残高と帳簿残高に差異があったことから調査を行ったところ、総経理による私的な流用の疑いが判明したという。流用額などは、現在調査中で確定には至っていないとしたうえで、現時点で明らかとなっている預金残高と帳簿残高の差異は約2億8000万円としている。

 エンジャパンは外部の有識者を含む特別調査委員会を設置して調査を進める予定。連結財務諸表への影響についても現在、調査中としている。

出所:MINKABU PRESS