ブライトンきっての重鎮ダンク。悲願の欧州行きへ決意を示した。(C)Getty Images

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 現地時間5月18日に開催されたプレミアリーグ第25節(延期分)で、三笘薫を擁する6位のブライトンは、3位のニューカッスルと敵地で対戦。1−4で完敗を喫し、欧州カップ戦出場に向け、勝点を積み上げることはできなかった。

 特に痛かったのが、終始劣勢を強いられた前半の2失点だ。後半は主導権を握り、自分たち本来のプレーを取り戻したが、2点のビハインドが重くのしかかった。結局、反撃はデニス・ウンダフの1点に留まったうえ、前がかりにならざるを得ない状況下で、最終盤に致命的な連続失点を喫した。

 英公共放送『BBC』によれば、CBでフル出場したルイス・ダンクは、「スタートが上手くいかず、相手が優位な展開となった。前半で0−2は良くない」と反省の弁を述べた。

「彼らはフィジカルなチームで、良いチームだし、難しいよ。後半は良くなったけど、前半が僕らを殺した。どう改善したか? “僕たちらしく”だ。前半はらしくなかった。(1−2の時点で)次のゴールを決めなければならなかったのに、3点目、4点目を奪われ、試合は終わってしまった。気持ちを切り替えて、次の試合に臨まなければならない」
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 大混戦を極める欧州行きを懸けた戦いは、正念場を迎えている。地元出身で在籍14年を数える生え抜きのキャプテンは、力強く決意を示した。

「残り3試合、勝点6を確保しなければならない。このクラブの歴史に名を刻むかどうかは、自分たち次第だ。それを踏まえて、日曜日はもっと良いパフォーマンスをしないと」

 中2日で戦う、最下位サウサンプトンとのホームゲームは、絶対に落とせない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部