北欧ブランドらしいシンプルデザインかつエコな海洋プラスチック製のクオーツ式腕時計
北欧スウェーデン・ストックホルムにて2007年に創業して以来、「自分が身に着けたいと心から思えるものだけを製造する」というモットーの下、上質なものづくりにこだわっているTRIWA(トリワ)。清潔感のあるデザインや優れた実用性とともに知られているのが、メッセージ性の高いプロダクトの数々です。違法銃器による暴力や環境問題など、社会全体が一丸となって取り組まなくてはならない問題に対するストレートな姿勢は、世界中から共感が寄せられています。
新作「TIME FOR SNOW」(1万9800円)も、そんな社会に対するメッセージが込められたタイムピース。環境保護団体“POW”とのコラボレーションモデルとして発売中です。
“POW(Protect our Winters)”とは、気候変動が自分たちのプレイフィールドである雪山に大きな影響を及ぼすことに危機感を覚えたプロスノーボーダー、ジェレミー・ジョーンズ氏が、仲間たちとともに2007年に設立したコミュニティ。アスリート、科学者、クリエイター、ビジネスリーダーなど、多様なバックグラウンドを持つメンバーが、気候変動を抑えるためのさまざまな行動を行っています。
取り組みは、現在世界13ヶ国に広まり、2018年には日本国内でも“POW Japan”が発足。スノーコミュニティ発の脱炭素社会の実現というビジョンに向けた活動を各地で広く展開しています。
「TIME FOR SNOW」は、そんな“POW”の活動への共感から生まれたコラボレーションモデル。37mm径のコンパクトなケースに日本製クオーツムーブメントを収納。厚さ10mm、重さ36gのスリム仕様です。カーキ色の濃淡で連なる稜線を描いたモダンなグラフィックは、カジュアルながら、どこか品の良さを漂わせます。
くすんだトーンのなかで、レッドの時針とイエローの秒針によるはっきりとしたコントラストが確かな視認性を確保、アウトドアでもタウンでも使いやすいデザインになっています。
特筆すべきは素材使い。ケースに使用されているプラスチックとストラップに使用されているナイロンは、どちらもオーシャンプラスチック(海洋プラスチック)をリサイクルしたもの。6時位置にあしらった“POW”の大きなロゴマークとともに視界に入るたび、地球環境に対する意識を心に刻めます。
なお、本製品の売り上げのうち15%は“POW”に寄付されるとのこと。スタイリッシュに装いながら環境維持に貢献できるって、なんだかちょっとうれしいですよね。
>> TRIWA
<文/&GP>
【関連記事】
◆G-SHOCK初号機の角型フォルムに心拍計測機能搭載した最新「G-SQUAD」
◆レトロ感もいい!純度99%以上のチタンで作られたボッチア チタニウムのクォーツ式腕時計
◆日本発の時計ブランド「TACS」から雰囲気たっぷりな2針自動巻きモデルが登場!