4月9日に行われる栃木県議会議員選挙で4日までに期日前投票をした人は、投票権のある有権者の3.23%に当たる4万5千215人であることが県選挙管理委員会のまとめで分かりました。

 今回、選挙戦となった12の選挙区のうち、もっとも増加したのは鹿沼市でおよそ2.15倍、次いで佐野市が1.55倍となっています。このほか、小山市・野木町、那須塩原市・那須町、さくら市・塩谷郡でも前回より増加しています。一方、矢板市は前回の28%ほどにとどまっています。

 また、今回の選挙では役所などの公共施設や商業施設など県内117カ所に期日前投票所が設置されています。このうち宇都宮市陽東のベルモールにあるイトーヨーカドー宇都宮店では5日から設置が始まり、早速多くの人が投票に訪れていました。

 宇都宮市がこの場所に置くのは去年(2022年)の参議員選挙に続く3回目で、若い世代や働く世代に投票を促す狙いがあります。

 宇都宮市内の期日前投票は商業施設や地区市民センターなどは7日まで、市役所では8日までとなっています。