暖かい春の陽気に誘われ各地の桜の名所がにぎわいを見せていますが、足元のサクラも見ごろになっています。市貝町にある本州有数のシバザクラの名所で5日から芝ざくらまつりが開かれます。

 まるで絵のようなピンクのじゅうたんが広がります。総面積2.4ヘクタール本州有数の広さを誇る市貝町見上の芝ざくら公園です。ピンクや白など鮮やかな4色の花が斜面を覆っています。

 咲き始めは例年と変わらず3月20日ごろでしたが、暖かさの影響で見ごろを迎えるのは5年ほど前に比べて2週間近く早くなっています。5日から芝ざくらまつりが開かれますが、実行委員会によりますと4日の時点ですでに8分咲きだということです。

 期間中の来場者は4年前は22万人余りでしたがコロナ禍で去年は5万5千人ほどに落ち込んでしまいました。規制が緩和された今年は8万人の来場者を見込んでいて、すでに海外からのツアーも予定されているということです。天気に恵まれた4日も多くの人が花見を楽しんでいました。

 市貝町の芝ざくらまつりは5日から4月30日までです。