九尾の狐伝説で知られる那須町湯本の殺生石で4日、観光客が訪れる大型連休を前にしめ縄の取り付け作業が行われました。2022年3月に割れてしまって以来2年ぶりです。

 5メートルほど2本の縄で中央をクロスさせ割れた石と本体の石を結びます。このしめ縄は国の名勝、殺生石と他の石の区別がつくよう観光案内を行う町のボランティア団体那須高原湯本ガイドクラブのメンバーが取り付けているものです。例年、大型連休前に取り換え作業が行われてきましたが石が割れてしまった去年は見送られました。

 2年ぶりに行われた作業には10人が参加ししめ縄を張る位置を確認しながら慎重に取り付けていました。