栃木県内の多くの企業で3日、入社式が行われスーツ姿の新社会人たちが新たな一歩を踏み出しました。

 足利銀行では宇都宮市の本店で入行式が行われ、91人の新入行員が参加しました。

 清水和幸頭取は「風通しが良く、従業員の活力、挑戦意欲の高い組織でしか永続的な成長はありません。一緒に誇りに思えるような足利銀行をそしてめぶきフィナンシャルグループを築いていきましょう」と祝辞を述べました。

 その後、新入行員を代表して杉谷龍之介さんが、早川聡人事部長から辞令を受け取り、石井杏実さんが「一日も早く先輩方のような行員になれるよう日々、自己研鑽にはげみます」と答辞を述べました。

 足利銀行の新入行員はこのあとおよそ3カ月の研修期間に入り銀行員としての第一歩を踏み出します。

 一方、去年(2022年)12月に創立80周年を迎えた栃木銀行では、新入行員55人が社会人としての初日に入行式に臨みました。

 入行式では黒本淳之介頭取が新入行員代表の砂川竜太郎さんに辞令を手渡した後、「地域金融の担い手、プロフェッショナルとしてお客さまの課題解決や、地域経済の発展ために誠心誠意取り組んでほしい」と祝いの言葉を述べました。

 これに対し新入行員を代表して戸城愛海さんが「伝統を受け継ぎ地域社会の発展に貢献できるよう精進します」と決意を述べました。

 新入行員たちは期待と緊張感の中で一日も早く一人前の銀行員になるとの決意を新たにしていました。