栃木県内各地でサクラが見ごろを迎えています。今年は開花が早かったことから、花見を楽しめる週末は今シーズン最後となりそうです。宇都宮市のサクラの名所でも多くの花見客でにぎわいました。

 およそ800本のソメイヨシノが植えられていてる宇都宮市のサクラの名所・八幡山公園では、例年と比べ10日ほど早く開花し、園内では広場を埋め尽くすほどの多くの人でにぎわっています。

 新型コロナウイルス対策の制限が緩和されたこともあり、2日も見ごろを迎えたサクラのもとで多くの人がお花見を楽しんでいました。

 今年は4年ぶりにぼんぼりの点灯や宇都宮タワーのライトアップが再開されたほか露店の数を増やして9日まで開催されています。

 宇都宮では3月20日に平年より10日早くサクラの開花が発表され、その10日後の30日に「満開」が発表されました。

 宇都宮地方気象台によりますと、サクラの見ごろは満開を迎えてから1週間ほどです。

 宇都宮で花見を楽しめる週末は今シーズン最後となりそうで今年は入学式までに花が散ってしまうところも少なくないということです。