栃木県議会議員選挙がスタートして初めての週末となった1日、県内各地で候補者がマイクを握り支持を訴えました。

 このうち、宇都宮市・上三川町選挙区では候補者が大型商業施設で入れ替わり立ち代わり街頭演説に立ちました。

 新型コロナウイルスの影響でこの3年間は感染防止対策をしながらの異例の選挙戦が行われてきましたが、マスク着用が個人判断になり有権者との握手を解禁した陣営もあります。脱コロナに向けた取り組みが県政課題に挙げられ、選挙戦も感染状況を見ながらコロナ禍以前に復活しつつある中で候補者の訴えは熱を帯びています。

 一方、1日から、期日前投票が始まりました。期日前投票所は4月8日までの期間中に各自治体の庁舎や商業施設などに県内全体で合わせて117カ所に設置されます。このうち宇都宮市役所でも、午前8時半から投票を受け付け有権者が次々に一票を投じていました。

 前回2019年の県議会議員選挙では期日前投票が全体の1割ほどを占め、制度の周知が進み増加傾向にあるということです。