下野市出身の三姉妹のレスラーが1日、宇都宮市で行われたプロレスの大会に出場し観客を魅了しました。

 三姉妹は現役の高校生で、長女の羽南選手、双子の姉の吏南選手、妹の妃南選手は女子プロレスの人気団体スターダムに所属しています。3人は小学生の頃に団体の練習生としてプロレスを始め、今では団体の中の異なるユニットにそれぞれ所属して活動しています。

 3人は1日、ライトキューブ宇都宮で初めて開催されたプロレスの大会に臨みました。そんな3人を応援しようと会場には県内を中心におよそ500人のファンが駆けつけました。

 三姉妹の中でまず登場したのは末っ子の妃南選手です。会場から上がる「妃南」コールに応えるように自身のオリジナル技「ラブカ」でフィニッシュ。故郷に錦を飾りました。

 そしてメインイベントの8人の選手によるタッグマッチにライバルユニットに所属する長女の羽南選手、次女の吏南選手が登場。姉妹同士の対決は、激しい取っ組み合いの末、羽南選手の得意技バックドロップフォールドでフィニッシュ。

 会場ではスターダムを駆け上る姉妹の競演を称えて拍手が沸き起こりました。