4月。新天地で頑張ろうという「決意の日」でもありますが、水泳・飛び込み競技で東京オリンピック入賞の榎本遼香選手が所属契約を結んだ地元、宇都宮市の企業で入社式に臨みました。

 榎本選手は1日、宇都宮市の自動車ディーラー、栃木トヨタ自動車で辞令交付を受けました。栃木トヨタ自動車では初のスポーツ選手所属契約。榎本選手は心機一転、来年(2024年)のパリオリンピック出場、メダル獲得に向けて挑戦を続けます。

 入社式には榎本選手を含め37人が誓い新たに入社しました。コロナの影響で貴重な学校生活のほとんどを不自由な環境で過ごし、就職活動は最近ようやく対面形式が主流になりました。会社側もコミュニケーション能力を重視して採用していて新井孝則社長は「時代の変化に対応し常に挑戦してほしい」と新入社員にエールを送りました。

 また、社内に女性活躍推進室を設け女性、男性問わず働きやすい環境を作る「とちおとめプロジェクト」を立ち上げていて、若い人の活躍の後押しを続けるということです。