栃木県内では各地から桜の満開の便りが届いていますが、壬生町の公園でも桜が満開となり、4月1日からの週末は、お花見のピークを迎えそうです。

とちぎ景勝百選の一つで、桜の名所として知られる壬生町の東雲公園です。

男体山がのぞめる黒川にかかる東雲橋を中心に、およそ250本のソメイヨシノが満開となり、まるで桜色のトンネルのようです。壬生町観光協会によりますと、今年はいつもの年より1週間ほど早く満開になり、31日は気温もぐんぐん上昇し春本番の陽気となる中、朝から花見を楽しむ人たちでにぎわっていました。

訪れた人はシートを広げてお弁当を食べたり、つり橋の「しののめ桜橋」から、両岸に咲き誇る桜の写真を撮るなど、春本番を満喫していました。

コロナ禍のため恒例の「花まつり」の代わりに、昨年から桜のライトアップが行われています。公園内には和傘や行灯もライトアップされ、彩りを添えているほか、土曜日と日曜日にはキッチンカーが出店します。

ライトアップは午後6時から9時までで、4月2日までの予定です。