宇都宮市の新たな都市拠点として注目されているJR宇都宮駅東口に大型のオフィスビルが完成し31日、竣工式が行われました。完成したのは宇都宮市に本社を置く不動産会社のビッグ・ビーが手がける、その名も「宮みらいスクエア」です。竣工式には大橋英三郎会長など約80人が出席し完成を祝いました。

 宮みらいスクエアは「宇都宮市内のオフィスビルの活性化を図る」「JR宇都宮駅東口のコンベンション施設や商業施設、次世代型路面電車LRTとの相乗効果を図る」「県外から企業を誘致するための器を提供し県内の企業の流出を抑制する」という3つのコンセプトでつくられました。

 地上10階建てで、延床面積は約1万2700平方メートルです。約6時間稼働できる自家発電が備えられていて災害にも対応できます。

 ビッグ・ビーによりますと宮みらいスクエアのオフィスは、すでに9割ほどが埋まっていて自動車産業や食品、ITなどのテナントが入るということです。