2022年度も31日が最後の日です。県は退職を迎えた職員に辞令を渡す記念の式典を開き、長年の職務をねぎらいました。

 31日に退職を迎えた県の職員は224人です。県総合文化センターのサブホールで行われた式典では、新型コロナウイルスの感染予防の観点から、代表者1人に福田富一知事が辞令を手渡しました。

 今年度で退職する職員の多くは、昭和60年、1985年に県庁に入りました。この年はつくば科学万博が開かれた年で、また、今年、県制150周年を迎えますが、6月15日を県民の日に制定した年です。当時と比べると県の予算は2・3倍に県民所得は1.6倍に増えています。

 福田知事は「時間的ゆとりと健康、蓄えの3つがそろった60代は、黄金の時代と言われ、ぜひ、一人一人が豊かに生き抜いてください」と、これからの人生にエールを送りました。

 これに対し退職者を代表して、県総合政策部の鈴木英樹部長が、県職員時代を振り返り感謝の言葉と今後の抱負を述べ第2の人生での活躍を誓いました。