4年に一度の統一地方選挙の前半戦となる県議会議員選挙が31日、告示され、定数50に対し67人が立候補して16の選挙区のうち12選挙区で選挙戦がスタートしました。

県の都、宇都宮市・上三川町選挙区は13の議席を16人で争います。現職が11人、元職が1人、新人が4人です。

足利市選挙区は定数4に対して5人が立候補、現職3人に新人2人が挑みます。

栃木市選挙区は定数4に対し5人が立候補しています。

佐野市選挙区には、現職2人、新人2人が立候補して3つの議席を争います。

鹿沼市選挙区は、前回と同じ顔ぶれです。現職3人と返り咲きを狙う元職が今回も接戦を演じそうです。

小山市・野木町選挙区は、定数5に対し8人が立候補する大激戦区となりました。

前回無投票だった大田原市選挙区は選挙戦となりました。ベテランの現職と新人2人による少数激戦です。

矢板市選挙区は現職と新人による一騎打ちとなりました。

那須塩原市・那須町選挙区は4人の現職に新人が割って入れるか注目です。

さくら市・塩谷郡選挙区は定数2に対し、現職1人、元職1人、新人2人が立候補しています。

那須烏山市・那珂川町選挙区は保守系の2人による一騎打ちです。

下野市選挙区は、自民党の現職に市長選挙への出馬経験がある新人が挑みます。

今回の県議会議員選挙は16の選挙区の定数50に対し、67人が立候補を届け出ました。

前回より2つ多い12の選挙区で選挙戦に突入し43の議席を60人で争います。

立候補者の内訳は、現職が42人、元職3人、新人が22人で政党別にみますと、自民32人、立憲民主5人、公明3人、共産1人、日本維新の会1人、参政1人、無所属が24人です。

栃木県の有権者の数は30日時点で161万6千15人で、前回40.44%と過去最低となった投票率も焦点のひとつです。

県議会議員選挙の投票は4月9日に行われ、とちぎテレビは当日夜9時30分から開票状況をお伝えする特別番組をお送りします。