栃木市の植物園では、宝石のヒスイを彷彿とさせる春の花「ヒスイカズラ」が2023年も咲き始めました。

 宝石の翡翠のような色で見る人を魅了する神秘的な花・ヒスイカズラはフィリピンのルソン島原産のマメ科の植物で、現地では絶滅危惧種に指定されている貴重な花です。

 とちぎ花センターでは、毎年3月下旬から5月下旬ごろにかけてヒスイのような青緑色の花を咲かせます。

 咲いてから2、3日で落ちてしまうというヒスイカズラの花は、クチバシのような形が特徴で、鈴なりに花が付いた花房は50から100センチほどの大きさになります。

 花センターのヒスイカズラは、4月中旬に見ごろを迎えるということです。

 またセンターでは、ヒスイカズラの美しさを身近に感じられるチャームを作り、200個限定で販売しています。