地域活性化に向けて、宇都宮市に「MICE」と呼ばれる国際規模の会議やセミナーの誘致を進めようと28日、関係団体が連携を図るためのネットワークが設立されました。

 設立に伴って開かれた28日の総会には、宇都宮市のほかMICEの推進に関係の深い県内の大学や企業など27の団体が出席しました。

 総会では、ネットワークの会長として、「うつのみや産業振興協議会」会長の須賀英之氏が選出されました。

 多くの人が集まるビジネスイベントのMICEの参加者は、一般の旅行者よりも現地での消費額が大きく、経済効果が高いといいます。

 ネットワークでは今後、MICEの誘致を連携して進めることで、交流人口の拡大による地域経済の活性化を目指すとしています。

 また、総会の後には、札幌市のMICE振興協会で副理事長を務める藤田靖さんを講師に迎え、MICE開催の意義や効果などについてのセミナーが開かれました。