スポーツ店などを展開するゼビオホールディングスが28日、宇都宮市と連携協定を結びました。この中で中核子会社のゼビオの本社を宇都宮市に移転することも発表しました。

 28日は、ゼビオホールディングスの諸橋友良代表取締役と宇都宮市の佐藤栄一市長が連携協定書にサインしました。連携協定は産学官連携による宇都宮市のスーパースマートシティ実現を目指すために、相互が保有するノウハウや人的・知的資源を活用していくとしています。

 この協定締結にあたって、中核子会社ゼビオの本社を福島県郡山市から宇都宮市に移転することが発表されました。早ければ今年、本社機能の一部を福島県郡山市から移転し、連携協定を通じた多面的な街づくりの中で最終的に500人から1千人規模の本社となります。

 ゼビオホールディングスは2014年、JR宇都宮駅西口近くに1万平方メートルの土地を取得していますが、本社の建物をどこにするかは街づくりを考える中で決めたいとしています。

 また、ゼビオホールディングスは、3人制バスケットボールの3X3や自転車のジャパンカップなどで提言や協力を行っていて、スポーツを軸とした多面的な価値を創出できるか注目です。