4月1日から自転車に乗るときにヘルメットの着用が、努力義務化されるのを前に28日、警察官などが宇都宮市内の街頭で広報活動を行いました。

 4月1日から改正道路交通法の施行に伴い、自転車に乗るときにヘルメットの着用が努力義務化され、同乗する人もヘルメットをかぶることに努めなければなりません。

 宇都宮市宮園町でこの日行われた広報活動には、宇都宮中央警察署の本澤成忠署長をはじめ、県や宇都宮市の職員などおよそ30人が参加。「ヘルメットで命を守ろう」などと書かれた横断幕を掲げたほか、通行する人たちに啓発用のチラシやポケットティシュなどを配り、ヘルメットの着用と交通ルールの順守を呼びかけました。

 県警によりますと、県内では2022年の自転車による人身事故が1052件あり、そのうちヘルメットの着用率は14%で、ヘルメットを着用せずに命を落としたり大けがにつながるケースもあったことから、警察ではヘルメットを身に着けるよう求めています。