栃木県議会の臨時会議が27日開かれ、今年度の一般会計予算を65億1千7百万円減額する3月補正予算案などが可決されました。

これは地方交付税が確定したことなどに伴い歳入と歳出予算を整理して減額補正したものです。

減額補正の規模は65億1千7百万円、このうち4億4千8百万円は「新型コロナウイルス感染症対応分」での減額です。

最終予算は当初の予算と比べて6.1%増えた1兆702億3千330万円で過去3番目の規模になります。

また県有施設整備基金に15億円を積み増したことなどにより財政調整的基金は昨年度末の663億6千1百万円から今年度末は707億3千6百万円になります。

このほか27日は地方税法の一部改正に伴い自動車税に関連する県税条例の一部を改正する議案も可決されました。