日光市の粉川昭一市長は27日の定例の会見を開き去年1年間の観光客入込数について、2006年の合併後最低を記録したおととしに比べ約1割増加したと発表しました。

日光市によりますと去年1月から12月までの観光客入込数は872万3千858人でした。

新型コロナの影響で合併後の最低を記録したおととしに比べて約83万人、率にして10.6%の増加となります。

このうち宿泊した人はおととしに比べ約78万人、率にして46.3%増の248万2千438人です。

外国人の宿泊者はおととしに比べ、約1万3千人、626.2%の増となる1万5千345人となっていてインバウンドの回復も見られます。

増加に転じたことにつて粉川市長は、新型コロナによる行動制限の全面解除や入国規制の緩和などをあげる一方で、すべての数がコロナ禍前までは回復しておらず、引き続き観光客の誘致を行っていきたいとしてます。