茨城の空の玄関口がおよそ3年ぶりに世界と繋がりました。コロナ禍で運休となっていた台北と結ぶ定期便の運行が26日再開しました。

 運行を再開したのは新型コロナの影響で2020年3月を最後に運休していた台湾の格安航空会社タイガーエア台湾の茨城と台湾の台北を結ぶ定期便です。

 再開後初となった便には台湾からの観光客や日本に帰国した人など、およそ180人が乗り込み、ほぼ満席となりました。定期便は日曜日と木曜日の週に2回、茨城と台北を往復します。搭乗ロビーには茨城県の関係者など多くの人が集まり、3年ぶりとなる台湾からの乗客を歓迎しました。

 また、26日は記念セレモニーも行われ、茨城県の大井川 和彦知事やタイガーエア台湾の陳漢銘董事長などが運行の再開を祝いました。

 茨城県では現在運休している中国の上海や西安の路線の再開も検討していて、観光やビジネスのV字回復を目指すとしています。