大会7日目を迎えた春の選抜高校野球です。25日の第3試合から3回戦に入り、作新学院はベスト8進出を懸けて香川の英明と対戦しました。

 ベスト8を懸けた戦いは終盤に大きく動きました。4対3と1点を追う作新学院は8回、ノーアウト満塁で6番・東海林。ライトへのタイムリーヒット。ランナー2人がかえり逆転に成功すると、この回5本のヒットを集め7対4とリードします。

 しかし、8回のウラ、英明の3番・百々に大会第4号逆転のスリーランホームラン。

 9回、あとがない作新学院ですが、5番・武藤がお返しとばかりに打った瞬間にそれとわかるツーランホームラン、9対8と再び逆転に成功します。

 

 ベンチ入り18人全員が出場し、総力戦でつかみ取った勝利。作新学院が2000年以来23年ぶりのベスト8進出です。