今月末で150年の歴史に幕を閉じる矢板市の川崎小学校で24日、閉校式が行われ児童や保護者が別れを惜しみました。

川崎小学校の創立は1873年・明治6年でお寺を校舎として開校し1987年・昭和62年に現在の場所に移転しました。

矢板市の教育委員会によりますと少子化の影響を受けて近年は全校児童が100人前後と大きく減少したことから川崎小学校は今年度限りで閉校し新年度からは矢板小学校や東小学校に統合されます。

閉校式には児童や保護者など約180人が出席しました。

増渕直嗣校長と6年生の児童が齋藤淳一郎市長に学校の旗、校旗を返納しました。

これまで4976人の卒業生が羽ばたいていった川崎小学校。みんなで校歌を歌い学び舎に別れを告げました。

式のあとにはシンガーソングライターの半崎美子さんによるコンサートが開かれ、川崎小学校への思いを込めて作ったという楽曲が披露されました。